活字から離れるのか、白い輝き

こんにちは~、アーティストchiguです。

オートクチュール刺繍、手紡ぎ&手織りなどなどしております。


以前はやたら本を読んだ。思春期から20代前半はとにかく読書家だった。

小説が殆どで、同じものを何度も繰り返し読むこともあれば

貪欲に次々と読む、ということもあった。

手っ取り早く名作に出会える、ということと、ええかっこしい魂から、

時を超えて残ってきた世界文学で読めそうなものを一生懸命読んだ。

ええかっこしい魂から手に取ったドストエフスキーがすごく面白くて(まあ、一部読みにくいところもありましたが・・・)

分厚いロシア文学なんて難しいばかりだろうと思っていたのが良い意味であっさり裏切られるような体験もあって

その後もたくさんの名作に触れ素晴らしい時間を過ごした。

え~、ロシア文学じゃないけど、とにかく分厚い(のが何冊も続く)『失われた時を求めて』は挫折しました・・・いくらなんでも長いよ。

ちなみに私の両親はどちらもかなりの読書家だと思う。

父はいわゆる「本の虫」だし

母は「読書家です」なんてアピールの無い人だけれど実はかなりの数の世界文学を読破していて、

それぞれに対する印象や感想を語ることが出来る。

今でもけっこうなボリュームの小説をなんてことなく読んでいるらしい。

私は両親の読んだ本の数には到底追いつかない。

今の私はと言えば活字離れが著しい。

特に手仕事に熱中するようになったら、本に時間をとらなくなってしまった。

機織りや刺繍に関することだと、和洋もの問わず実用的なものを熱心に読むことはあるかな・・・。

ちなみに新聞・雑誌は読まない。とくに新聞とは、ネット記事と同様、あえて距離を置いている。

何の話かというと、小説ではないんだけれど久しぶりに読み応えのある本に出会って読んでいて、ああ、そう言えば熱心に活字と向き合うことってしていないな~と思った次第。

こうして文章は書くのにね~、読まなくなっちゃったね~。

今読んでいる本は、ものづくりについて書かれていて、個人の体験とリンクしていろいろ考えるところがある。面白い。

読み終わったらご紹介するね。



さて、ここからは作品のこと。

先日Upした作品たちのなかで、あまり触れていなかったブローチ。


brooch-0592←クリックすると作品ページへ


このシリーズのなかではすっきりしている。

そうさせているのはホワイトオニキス。

オニキスと言えば美しい黒を想像するけれどホワイトオニキスもきりりとすごく美しい石だ。

他の天然石と比べると、作品に取り入れるようになったのは後の方だと記憶している。

いかにも硬質な白で冷ややか。カットの部分の輝きが美しい。

糸刺繍のなかに入るとやや目立たなくなってしまうものの全体を引き締めるアクセントになってくれる。

これまではそういう「影の功労者」だったのを今回はあえて主役に。

まったりとしたパールとはまた違った、

コントラストの美しい、ゴールドカラーとのコンビネーションを見せてくれた。

ちょっといても引き締め役、なくらいだから、主役ともなると、小さなブローチがきりっとすっきりとした美しさに仕上がる。

甘いファッションのバランスをとるのにぴったりのブローチ。


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