こんにちは~、アーティストchiguです。
手織りとオートクチュール刺繡で作品を制作しております。
このブログが初めてで「この人どんな人?」「どんなブログ?」と思った方は
こちらの記事もご覧になってみて下さいませ。
たぶん10日ほど前から、日替わりで住まいの中のあちこちを集中的に掃除している。
もともと年末の大掛かりな大掃除をしたくない、ということもあって
気になる汚れや片付けがあったらなるべくその場で対処することにはしている。
が、そうもいかず流してしまうことだって当然あって
やはり「気になるところ」は徐々に溜まっていくものだ。
毎日何かとやることあるからね、仕方ないよね。
あまりの暑さにそうそう外出もしないから妙にエネルギーがあるのか
この際気になっていたことをガシガシやろう、ということになったのが10日ほど前だったのだ。
あまりムキになると私のやや少なめの体力がすぐ枯渇しそうなので
午前中、いつもの家事を片付けた後のちょっとの時間ということにしている。
この日は本棚ね、
この日は洗面所ね。
この日は冷蔵庫ね。
この日はベランダね(あ、暑いね)。
気になっていたことをね。
本棚だったら埃を払い、ちょっと並べ替え、
実は日ごろからこの本、もう読まないかなと思っていたものを処分するべくピックアップ。
洗面所は棚を拭くとか。ついでにやはり不要と思われるグッズを処分したり。
冷蔵庫も同様。
ベランダは隅にたまった埃などを掃除機で吸い吸い。
小さな住まいのなかでも、色々あるものですねえ・・・。
これまでのところ、ものすごくよく働いたと思っても時間にすれば30分ほどということが多く
短い時間でこんな満足の成果が・・・と気を良くしていた。
それが今日、とうとう、「これは安易に手をつけてはならないことだったかも・・・」
の領域に踏み込んでしまった。
リビングの24時間換気の換気口の周り。壁紙の汚れ。
空気中の埃が吸い寄せられる場所だから、けっこう汚れるんだよねえ。
しかも一番大きな窓の脇だから、目につく。
目につくわ気になるわ、の割に
過去にチャレンジしてあまり成果が得られなかった、という記憶も手伝って
なかなかやる気になれなかった。
でもここ数日の「成果を得て気分良し」の勢いで
とうとう立ち上がってしまった。
新たに導入した”泡で出るセスキスプレー”への期待もあって。
皆さん、壁に限らず似た経験がおありだと思うけど
ある一部分がキレイになってしまうと、そのあとはその周辺もやらざるを得ない。
まずは小さな面をゴシゴシとやってみて「あ、すご~い、キレイになった!」の感動の後には
それが目立たなくなるまで、その周りに同じ労力をかけ続けることとなる。
それが思いがけずけっこうなもので「しまった、始めちまった・・・」となるわけ。
頑張りましたよ。
スプレーしては、歯ブラシでガシガシと擦り、雑巾でふき取りの繰り返し。
なかなか頑固な汚れで、簡単に真っ白!にはならない。
少しずつ「白い抜け」が「なんとなく全体」になるまで。
掃除やDIYでは、こういう「引くに引けない」がちょこちょこある。
気軽に、あるいは楽しいと思って始めた筈が
「どうしてこんなことを始めてしまったのか・・・」の事態に発展する。
組み立てかけ、あるいは塗りかけのDIYなんて、
その辺に転がしておく場所など無いから完走し切るしかない、とかね。
これは日常に潜むけっこう恐ろしい落とし穴だよな、と私は大袈裟に思う。
乗り越えたときの晴れ晴れとした達成感もひとしお、だけれどね。
とにかくまた一つ、「気になっていたこと」をクリアした。
よく見ればまだちょっと・・・なところもあるが、今日のところは十分だ。
明日もやっぱり、何か気になっていることをひとつ、片付けよう。
ただし明日はそもそも終わりが見えていることを選ぼう・・・。
そんなこんなでこの夏は「気になっていたところ」をコツコツ掃除して過ごしている。
今日もやったぞ、と思いながら織物に取り掛かる。
この調子で涼しくなるころにはスッキリとして新しい季節を迎えられたら素敵だ。
あ、ひとつ、今回の経験で得た知恵を。
壁紙の汚れには、過去に消しゴムや重曹スプレーやリビング用洗剤やハイターや
それらのラップでパックなど
いろいろなもので挑戦してみた。
これが効きそうであまり効かなかったのだ、意外にも。
それが今回、セスキの泡スプレー作戦はこれまでにない成果だった。
へぇ~、そうだったんだ。セスキ、あちこちで活躍してくれて助かってます。
壁紙でもしお試しになりたいときには
一気に全体を頑張る羽目にならない、目立たないところからぜひどうぞ。