これがゾーンに入る、ということならば

こんにちは~、アーティストchiguです。

手織りとオートクチュール刺繡でオリジナルの作品を制作しております。


昨日の話。

午前中、車で買い物に出た。

その前には日ごろ汚れが気になりつつも放っておいたところをガシガシと掃除して

自分は汗だく、気になっていたところはすっきり、という時間を過ごしていた。

しばし冷房の部屋で休んで汗がひいたら、さて買い物、というシーン。


曇っていて、湿度が高くて、道中は激しい通り雨があった。


そんななか、あまり経験しない不思議な感覚を得ていた。

ひとつのこと、たとえば運転にすごく集中している、というわけでもない。

どちらかというと意識はふわ~っとしている。

それでいて全体が良く見えていて

路地から出てきた車に良いタイミングで道を譲ることができ

無駄にアクセルやブレーキを踏んだりすることなく

いろいろなことがスムーズだ。

意識にのぼる前に色々な判断が出来て、動けている感覚。

自分が自分にすごくフィットしている、とでも言えばいいかな。


こういうの、どこかで聞いたことがあるぞ。

そうだ、有名なアスリートがそんなことを話していたっけ。

意識でどうこう、の前に、身体が勝手にベストな動きをすることがある。

すごく集中している、と言うより、ふわっと周りが良く見えている、とか。

「ああいうのを『ゾーンに入る』って言うんでしょうね」と説明していた。


なるほどね、よくわからないけど、昨日の午前中のコンディションで

私もスポッとゾーンに入っちゃったのかも知れない。

あまり長い時間ではなかったものの、ちょっと心地良い、不思議な体験だった。

BGMはアート・ガーファンクルの『So Much in Love』で、これも心地良かった。


ただ、惜しむらくは、せっかく「ゾーンに入る」なる体験をするのだったら、

もっとなんというかこう、

人生における劇的、とか、より重要なシーンでも良かったんじゃないだろうか。

なんだっていつもの”買い物に行く道中”でそういうチケットを使ってしまったのだろう。


何年か前に、納豆のパックを開けたらタレが二袋入っていて、

続けて今度はカップラーメンにフレーバーオイルが二袋入っていた、ということがあって

そんな珍しいことが立て続けに起こったわけだから

なんかこれってすごいツイてるぞ、と一瞬盛り上がったものの、

どうせツイてるのならもっと他のことが良かったな~、

なんだって納豆のタレとカップラーメンのオイルなのさ、と思った、ということがあった。


なんとなくそれに似たガッカリ感。

得てしてそんなものですよね、ええ。

ちなみに納豆に関しては、次に開けたパックにはタレが入っていなくて、

要はたまたま前のパックにその分入っちゃったんだね。そんなことあるんだねぇ。



次を織り始めた。果たして、ゾーンに入る体験は起こるのか?!


織物をしているときには

ものすごく集中できている、と感じるときはあるけれど

昨日のような感覚になったことはない。

日々淡々と取り組んでいれば、いずれ織物作業のなかでもそれは起こるだろうか。

もしあれば、こちらでご報告いたします。


おまけ。かわいい顔で寝ているのは良いんだけど、場所がトイレなんだよねぇ・・・。





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2件のコメント

  1. 納豆のタレ、僕も前に同じことありました(笑)
    ここで運を使っちゃうのか自分…みたいなこと、ありますよね〜

    1. コメントありがとうございます!
      たまにあるんですねー。
      何しろ、納豆のタレがふたつあっても、ラッキーって言ってふたつ入れるとわけにもいかないですしね(笑)
      他に配分して欲しいって思いますよね。

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