インスタントポットがやって来た

こんにちは~、アーティストchiguです。

手織りとオートクチュール刺繡で作品を制作しております。



今年の春から、どういうわけかキッチン家電を続けて買った。

どういうわけか、と言うのは

別にそういうつもりもなかったし、何かが壊れたというわけでも無かったから。

私はどちらかと言うとキッチンのものを増やしたり新調したりするのに

けっこう慎重な方だと思う。

大概は、何か出会いがあって「いいな!欲しいな!」と思ってから、

「それ、本当に要るかい?」

と時間をかけてシュミレーションしたり自問自答しているうちに

「まあ、要らないか・・・」ということになってしまう。


それが、この春はいつもと違ったのだ。


さて、購入したのは「インスタントポット」。

まあまあ無骨な子です。



電気圧力鍋。

ロフトで買い物をしているときにたまたま目に入って、

なんだかおもしろそう!と、欲しくなった。

後からネットで調べて知ったけれど、

カナダ発の製品で、アメリカ・カナダではかなりポピュラーなものだそう。


先に結論を書くと、これは良い買い物だった。

毎日のように使うものではないのだけれど、あるとすごく助かる。

とくに我が家は味付けせずに煮た黒豆を常備するし

鶏のスープを煮込むのに時間をかけることも多いので

そういうとき、セットしたら外出したり入浴したりすることが出来るのはとても楽だ。

ガスだと近くにはいないといけないもんね。


もうひとつ助かっているのは、殆ど蒸気を出さないので、換気扇を回さないで済む。

やっぱりねえ、エアコンかけながら、とか、冬だったら暖房つけながら、

換気扇回すと、それなりに効果が落ちてしまうからねえ。

長時間は避けたいんだよねえ。


よく鶏の手羽元の煮込みを圧力モードで作るが

軟骨も身も骨からするっと外れるくらい柔らかくなる。

なので、食べる前に骨を外し、ジップロックで冷凍して溜めておき

いっぱいになったらその骨にハーブなどを加えて、圧力モードで再びスープをとることが出来る。

その際は「スープモード」というのがちゃんとあるのだ。

すごいねえ。

ほかに使い方はたくさんあるんだけれど、まだ試したバリエーションが少ない。

ちなみに豚のブロック肉やスペアリブは

我が家では従来通りのオーブン調理の方が好みだった。

圧力鍋って時短にはなるけど、素材によってはなんとなくスカスカになっちゃうんだよね。

時間をかけて煮込んだりしたものとは、ちょっと違ってしまう。

だからいろいろ試していくうちに、これが向いているな、という調理は

好みでおのずと絞られていくとは思う。


これも後で知ったことだが

海外在住の日本の方々はこの鍋で納豆や味噌を自家製するらしい。

たとえばアメリカでも納豆は買えなくはないが、

ものすご~く遠出しないと(広いもんね)買えないから

大豆をたくさん買って作った方が早いし安い、ということのようだ。

いや~、みなさんすごいですねえ。

そんな使い方されちゃったら、インスタントポットも「お役に立ててえへへです」だよね。



出会ってから割とつるっと導入したけれど良い子が来てくれたなと思う。

冬は煮込みもシチューも高頻度だから今よりずっと活躍するんじゃないかしら。

これからも使い方のバリエーションを研究して、末永く仲良くしたい。

せっかくの出会いだもんね。


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