キャロットケーキ、刑事ヴァランダーのお疲れ

こんにちは~、アーティストchiguです。


お菓子はいったん作り始めると、次々に作りたくなる。

先日久しぶりにパウンドケーキを焼いたら楽しいし美味しいしで

以後、かんたんに出来るものを作っている。

今日はキャロットケーキ。

これも吉川文子氏のレシピ。

すりおろした人参の入ったシナモン風味の生地で、くるみとレーズンが入っている。

サワークリームの入ったちょっと酸味のあるホイップをのせる。

美味しいな。

また何か作りたくなるよね。お菓子作りシーズンがやって来たかな。


さて、相変わらず海外ドラマを次々とレンタルしては見ているんだけれど

少し前、『刑事ヴァランダー ザ・ファイナル』を見た。


刑事ヴァランダーと言えば、ケネス・ブラナー主演のオール・スウェーデンロケのドラマ。

数年ぶりの新しいシーズンがレンタルでリリースされたということで、さっそく。


ファイナル以前のシーズンは数年前に見た。

その時の感想は前のブログに書いたんだが、とにかく、若干ぽてぽてした体型のおっさん刑事ヴァランダーのくたびれ具合がスゴかったのだ。

けっこう凄惨な事件が起こるけど、椅子でばかり寝てしまったり、ぽてぽてで息切れしてしまったりするヴァランダーが心配でそちらが気になってしまう。

当時のブログ記事にも「くたびれぶりがスゴイ」と書いていた筈だ。


正直若い頃のケネス・ブラナーは名優だけれどどうも演技がクドい、という印象が強くて苦手だった。

それが中年になって、味のある刑事役のヴァランダーシリーズ。

なんかあのエネルギーに満ち満ちた感じと違うね。

へぇ~、トシとってまたちょっと変わって来たんだなと思って途中まで見ていたが。

いや、だんだん、そのくたびれ感がまたクドイんじゃ!!という感じがしてきた。

やっぱりクドイよ、ケネス・ブラナー。というのが前作までの主な感想だったのだ。


そこから数年後のファイナルシーズンか・・・。

あれからもっと歳とった設定でしょ?どうなっちゃうんだよ。


あ、変な観点の感想を先に書いてしまったが、ヴァランダーシリーズはすごく良いです。

ヴァランダーはちゃんと感情に振り回される。

とても繊細なところもあって、時に事件のことで泣いてしまったりする。

正義ばかりを振りかざす間も無くものごとが進んでしまったりするし

家族との葛藤は罪悪感に満ちていて頼りない。

他のタフなばかりの刑事ドラマとはちと違う。すごく引き込まれる脚本なのだ。


さて、ファイナル。

数年後のヴァランダーは意外にも健康的になっていて、笑顔が増えていた。

相変わらず哀愁が漂っているけれど、前のシーズンほど疲れてない。

でもヴァランダー自身に問題が起こり、さらに事件のスケールは大きい。

ファイナルだけにね。

詳しく書かないけどさ~、やっぱり見ごたえあるよ。

というわけで

おこもりライフのおともに、ヴァランダーシリーズのレンタルはいかがでしょうか。

決してスカっとする内容ではないけれどじっくり良いものを見たい方にはおすすめです。

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