こんにちは~、chiguです。
昨日、この記事を書こうと思って書き始めたら
思いがけず別の話題が長くなったのでそれはそれで投稿した。
そうそう、先日の記事の続きね。
純粋に自分と向き合うことの大切さ。
今、刺繍で作っているシリーズは、自分の持つ混沌、カオスから生まれてる。
自分のカオスと言えど、そこにアクセスするのは思い通りにはいかない。
明確なドアがあって鍵を開けさえすればさっさと入って行けるわけでなし、
開けゴマ、みたいな決まった呪文があるわけでなし。
刺繍台に向かった時
頭の中のごちゃごちゃしたお喋りを止めると、
しーんと静かになったその向こう側に、やっとカオスに降りて行く梯子が見つかる。
水面が静かになったら水の底が見える、といった感じか。
梯子を降りて行ったら、MYカオスからその時に見つけられるものを見つけてすくい上げる。
それが刺繍台の上で表現される。
あらゆる種類の素材で。
刺繍針で。
そうこうしながら長い時間をかけて、大きな刺繍枠が埋まった。
この刺繍枠に向かっている数か月のあいだ、色んなことが起こった。
私のカオスを構成するものたちも、それに伴ってずいぶん変わったことだろう。
そして時によってカオスから何を持ち出して来るのかも、違うのだと思う。
だから、刺繍枠の中には時期によって色んな雰囲気のものがある。
自分と深く向き合い、梯子を降りる時間を得るには
頭の中のお喋りを止めるだけでなく
そのために日頃から気をつけねばならないこともある。
ということに最近気づいた。
この話も長くなりそうだから、また後日ね。