こんにちは~、今日はオートクチュール刺繍のアクセサリーに取り組んだchiguです。
ブローチをゆっくりと制作中。
大きく撮影しましたが、実物は小さい。
奥の白い粒ビーズはものすご~く小さくて、あんぱんのてっぺんにくっついた芥子粒のよう。
試しに針に通そうとしたら、かなり細い針でも通らず、唯一通ったのはジョン・ジェームズ製の15号(だったと思う)。
オートクチュール刺繍で使うリュネビル刺繍は、糸に通った状態のビーズを使います。
(そのための糸通しビーズが販売されています。もちろん自分で通しても良い。)
で、刺繍用のかぎ針を使い、別の糸でビーズの間の糸の部分を押さえて刺繍していくのです。
だからこんな小さいビーズもスピーディーに扱うことが出来るのだ。
・・・言葉では分かりにくいですけど・・・。
とは言え小さな小さな針目の繰り返し、おぉ~、なかなか疲れるね。
そして赤い部分はフレンチノットの繰り返し。
これもあえて小さくステッチ。ビーズの大きさとのバランスがあるからね。
おそろしく時間のかかる作業なんだけど、これがけっこう楽しくて時間を忘れてノットノットしちゃう。
真上から見るとぎっしりバラの蕾が並んでいるよう。
フレンチノットがバラの蕾のように見えるのは、この不思議なふかふか刺繍糸を使っているからだと思います。
ウェーブがかった質感も変わっているし、ちらちらっと金がアクセントに入っているのはすごくオシャレ。
今、この糸に夢中で、いろんな刺し方を試しているところなのだ。
色のバリエーションもきれいだし、可能性はいろいろ、な子です。