こんにちは~、アーティストchiguです。
昨日のこと。
夕方、早く夕食を作り終えた。
相方はいつもより帰宅が遅い。
不意にぽっかりと空いた時間が出来た。
久しぶりにエアコンをつけていなくて、
あけた窓からは湿気を含んだ、でも冷たくて心地よい風がすーっと入ってくる。
ソファに座ってなんとなくウクレレを手にして、ぽろんぽろんと弾いていると
やっぱり風が入ってきて、揺れるカーテンの金具のしゃらしゃらという独特の音がする。
足元ではご飯を食べてすっかり満足したおちびが横になって目をつぶってぐっすり寝ている。
夏の早朝かあるいは夕方にごく稀にやって来る、
ちょっと現実から乖離したような、夢のように心地よい時間だ。
こういう心地よさを意識的に実感した初めての体験は子どもの頃のある朝で
夏、まだ浅い眠りのなかにいて、
窓から入ってくる風で壁にかけたカレンダーが小さくことん、ことんと音を立てていて
その何もかもがやけに気持ち良かった。
以来、たぶんシーズンに1回くらいはそういう時間を感じてきたと思う。
昨日、私はたまたまソファでウクレレ、だったけれど
人によってこれがビールを飲んでいたり
子どもを膝にのせていたり
通勤の道中、窓を開けた車内だったり
シチュエーションは色々、
でも、誰にでも訪れる、夏の不思議な時間なのではないかと思う。
どこか懐かしいような。
今日はブログを書く予定じゃなかったけれど
このことを書きとめておきたくなって、PCに向かっている。
今日はこれだけ。
写真もない。のだ。