こんにちは~、アーティストchiguです。

オートクチュール刺繍、手紡ぎ&手織りなどしております。


先日新作をオンラインショップにUPし終えて、今はやれやれ、次は何をしようと思っているところ。

もう何年も前からの習慣で、展示会やオンラインショップの作業が一段落すると

まずざっとアトリエやリビングにまで氾濫した道具などを片づける。

で、ふぅ、と一息ついて、次に行きますか、ということになる。

次って糸紡ぎなのか、織りなのか、刺繍なのか。また違うものなのか。

だいたいはその全部をサーキット型のスポーツクラブよろしくぐるぐる回ってやることになるから、スタートはどこか、が決まれば良いのだ。

どうなるかな。


さて、新作のひとつについて解説など。

何度か書いてきたとおり、今回は自分が昔から好きなアンティークジュエリーのテイストを取り入れたシリーズがある。

こちらがそのひとつ。↓

brooch-0421


どこか、と具体的なわけではなくて、あくまでも私のなかにあるイメージとかエッセンスだ。

アンティークジュエリーと一言で言っても、国、年代、宗教の影響なんかで本当に色んなテイストのものがあるからね。

私は高校生くらいの頃からそういう世界に憧れを持っていて

写真集を眺めるのがすごく好きだった。

好きなものからたどっていくと、その背景にある世界史も頭に入りやすかった(テストの役には立たなかったけど・・・)。

そうして色々眺めているうちに、自分のなかにアンティークジュエリーのこういうところが好き、というふわっとした感じが積もっていく。

それを取り出して、表現する。

やってみると天然石とゴールドカラーの組み合わせも刺繍だと程よく軽くなりファッションに取り入れやすいことを発見した。

いかにも刺繍、とも、いかにもジュエリー、とも違う、もうひとつの世界。

の入り口を見つけたように思う。

こちらの画像のブローチは品質の高いコンクシェルを使っている。

以前から好きで良く取り入れてきたコンクシェル。

冷ややかな艶と、温かな色味が共存する美しい素材。

とても上品なのでこの繊細な雰囲気にマッチしていて仕上がりはとても気に入っている。


このシリーズは他にもあって

brooch-1020


こちらはうんと小粒のパールを使った。

パールは連で購入し、その中から敢えてかたちも照りも不揃いなものを選び出す。

その方がこうして集まりになったときに、飽きのこない美しさが出ると思う。

そして今回はハンドメイドが故に一粒一粒味わいの違うカレンシルバーを贅沢に使うことで、独特のアクセントをつけられた。

こういった小ぎれいに揃い過ぎていない素材というのは本当に力がある、とつくづく思う。


ほかにラピスラズリとかね。

brooch-0758


こちらはラピスラズリの粒が揃っている分、カレンシルバーのサイズを変えることでリズムを出した。

ちょっとしたことだけれど、仕上がりの味わいが変わってくる。


このシリーズはデザインに再現性があって同様のものを再販できることもあって、価格は「どう作ったのかも思い出せない完全なる一点もの」よりもちょっとお手頃になっている。

とは言え素材の性質などなどの事情からまったく同じものは作れない、やっぱり一点ものは一点もの。

次の子が作られたとしたらまた表情は違ってくるだろう。


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