こんにちは~、今日は織物教室の日です。
と言ってもちょっと待っていなければならないことがあって出かけられない。
ブログを書きつつ待ってよう。
我が家には2歳になったばかりの白チワワがいる。
とてもちびっこいナナたん。
私が直接関わるチワワとしては4頭目ということになる。
実家にいた子、姉宅の子、我が家の先代白チワワ、そしてこのちびナナたんでね。
私が幼いころから実家には常に犬がいたから、犬と暮らすのはなんというか当たり前のことになっている。
でも自分が直接育てたのは先代ナナたんが初めてで、先代の時はしつけのことを本を読んだりビデオを見たりしてかなり真剣に取り組んだ。
と言っても先代ナナたんはとてもおっとり、静かなエネルギーの子で、人に対してもいつも素直で従順だったから、困るようなことってたぶん無かったと思うけど。
それが真剣なしつけのためか、彼女の性格によるものだったのかは分からないけどねえ。
ちびナナたんは生後2か月で来て、そんな小さい子は初めてだった(ほかの子は4か月過ぎてた)。
ものすご~くおちびなのに、ものすご~くパワフルだった。
その遊び方や甘え方を見ていて、思ったんだよね。
「この子にはなるべく『ダメ』とか『それはやらないで』とか言わないで、好きにさせて育てよう」って。
なんかこう、この子の面白いようすをなるべく天然のままに保存したい、という気持ちだった。
そんなわけで、2頭目の余裕と言うことも手伝って、ちびナナたんはかなりゆる~く育てられた。
先代のときも「叱らない」という方針はずっと変わらなかったけど、ちびナナたんは更に特に注意もしない、ということになった。
もちろんごくごく基本的なお座りと待て、は覚えてもらった。
トイレもしつけたし、小さい頃自分のうんちで楽しく遊んでいたのも、あの手この手でやめてもらった。
でもそれ以外はたいてい放っておいてる。
何しろおちびだからいたずらはたかが知れているし、幸い攻撃性というものが一切無い子だと分かったから、そんなこと言っていられるんだけど。
そうして見ていると、犬って何をするにも本当に一生懸命なんだな~と感心してしまう。
ふざけてる、とか、手を抜いてる、とか、そんな様子が無い。
興味を持ったものへのかかわり方、遊ぶ時の全開な様子、甘えてきいきい鳴きながら人の指を甘噛みする態度、いつもまっすぐ。
我々はそれをいたずらだと認識することがあるけれど、彼らからしたら本当に真剣に何かと関わっているんだよね。
そうは言っても本当に困ることもちょっとはある。
ゴミ箱からものを出すのが大好き、とか。
はい、我が家ではゴミ箱は蓋付きか、台に載せてあるか、どちらか。
多少不便だが仕方ない。
籠に入れた糸玉が大好きで持って行きたがるから、これもカバーしておく。
たまに毛糸屑が落ちているのを拾ってくちゃくちゃやっているときは、ある程度やらせておいてから、オヤツと交換してもらう。
クイックルワイパーをかけていると上手にはがして持って行こうとするけど、これは一緒に楽しく遊んでおく。こちらもとられないように掃除するゲームなのだ。
まあ、そんなもんだ。その程度。
これが大型犬だったらゴミを捨てるのに梯子を上る羽目になったかもしれないから、このやり方はあくまでもちびっ子だから出来ることだね。
結果、今のところ、ちびナナたんはやんちゃやんちゃに育っている。一方でとんでもなく甘ったれにも育った。
次々と面白いことをして見せるから、見ていて飽きない。
もちろん歳をとるにつれて落ち着くところも出てくるんだろうけれど、ナナたん、ずっとそのままでも良いんだよ、われわれはね。
嬉しくなると肩に上りたがるのも、この子の個性のひとつ。
ちなみにMAXで嬉しいときはさらに頭のてっぺんに上るのだ。
しかしこうして書いていて思い出してみると、じゃ、いったい先代のときに何をそう頑張ったのか、具体的にあまり思い出せない。
特別にそうしようと決めなかっただけで、結局のところやっぱり同じようだったのではあるまいか。
それにあの子には「ザ・落ち着いたエネルギー」の持ち主だった茶チワワのなみさんがいた。小さい頃から長老なみさんといつも一緒だった。↓
それで自然と落ち着いて過ごすことを教えてもらっていたのかも知れないな。
なみさん、先代ナナたんと一緒にいてくれてありがとうね。
良く出来た先輩犬って、人間よりもずっとマナーを教えるのが上手だったりするもんね。
…そうか、われわれの真剣なしつけは関係なく、先代のもともとのおっとり性格と、まったり長老なみさんのおかげでしたか…。そんなもんだよな。