こんにちは~、アーティストchiguです。
オートクチュール刺繍、そして手紡ぎ&手織りをしております。
今日は刺繍ブローチのお試し撮影をしてる。
しばらく前にアトリエの模様替えをして以前と同じ環境で設定できないし
新しいシリーズだから背景や撮り方も雰囲気を変える必要がある。
あれこれ試して一番よく撮れる設定を探らねばならない。
というわけで、仮の撮影場所を設定し、
レフ版(ただのスケッチブックです)をなんだかんだと調整したり
小道具を探しまわったりしながらかなりの枚数を撮る。
そんなことしてるとさ、必ず誰かさんがやって来る。
そんなことしてるなら、こっちで一緒に遊びなさいよ!というポーズ。
犬たちがよくやっている”遊ぼうよ”ポーズなのだけれど
我が家のおチビはやけにこのポーズから溢れる押しパワーが強い。
これでどうだ!とか
こんなこともしちゃうぞ!とか(なんのことはない、頭をぐりぐりこすりつけているだけ)。
この後はしゃがんでブローチを撮影している私の腕に手をかけてゆっさゆっさ揺らしたりする技を使う。
今日は試し撮りで三脚を立てていないから、そんなことされると全然撮影は進まない。
おチビが我が家にやって来たとき、
私はこの子をうんとわがままに育てようと決めた。
わがままと言うのも違うな、ただ、そのまま何も変えたくないと思った。
少なくとも、こちらの都合では。
おチビは愉快で遠慮のない、いささか乱暴な犬に育った。
もちろん撮影を中断されれば困る。
でもおチビの全力パワーのやんちゃぶりにいつも負けてしまう。
どうせ笑ってしまってブレるから手持ちの撮影なんて続けられないのだ。
で、おチビとしばし遊んで時間が過ぎる。
遊びつつ、よぎる。
これからは三脚立てて、
おチビとは事前にうんと遊んであげてあとは寝てもらうくらいにして、と、
準備をしっかりせねばな・・・。
まあ、満足してくれたようなので。いいか。
ちなみに、仮でいろいろ試して撮った写真は残念ながらあまり気に入らなかった。
作品の質感とか雰囲気がもっと伝えられる撮り方をまだ考えねばならない。
もう朝の光ではなくなってしまったから、あとは明日以降だね。