こんにちは～、アーティストchiguです。
大人の女性のための
オートクチュール刺繡のアクセサリーと手織りストールを制作販売しております。
☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡
各SNSで制作の日々についてご紹介しております。ぜひご覧下さい。↓
★ブログ 『chiguのアトリエ自由帳』
このサイトです。長い文章で日々のこと、制作のことをご紹介しています。
★facebook https://www.facebook.com/atelierchigu
ブログの更新、インスタグラム投稿など、各SNSの更新情報が集約されています
★刺繍のインスタグラム atelier_chigu_embroidery
刺繍部門のインスタグラム。日々の制作の様子が見られます
★織のインスタグラム atelier_chigu_weaving
織部門のインスタグラム。日々の制作の様子が見られます
☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡
さて、今日のお話。
刺繍枠から切り離したモチーフをブローチに仕立てる作業を少しずつ進めている。
刺繍のアクセサリーは一般的な仕立て方だとぺったんこになる。
それが合う作品もあるけれど
私の作品はボリュームが出たときにより美しい変化を遂げる。
作った私の意図を超えて、知らない生き物に変態したような瞬間だ。
だから少し立体に仕上げるのだけれど、
これはものすごく難しい作業。
微調整を繰り返しながら裏地を付けていく。
こうすれば簡単にうまくいく、というやり方が今のところはなくて
ふくらました刺繍地と裏地のサイズを地道に調整しながら縫い付けていくしかない。
それで、今のシリーズになってから仕立てにより時間がかかるようになった。
ただ仕上がりは、それをするとしないとで印象がまったく違うから
やらないわけにはいかないな、と思っている。
刺繍するときだって、とても時間をかけてひとつのモチーフにしているのだ。
それを最高のかたちにしてあげる方を選ぶに決まっている。
ほかの作り手もそうではないかと想像するのだけれど
大変な作業であること＝苦痛というわけではない。
大変でも楽しかったり、やりがいがあったり。
その上で仕上がった作品と、客観的な目線で出会いなおすとき
すごく報われるしね。
そしてそれが今度はお客様と出会って、気に入って頂けたときは
本当に本当に報われる。
長い制作と販売は、そんな流れになっている。
本日のショップからのご紹介はこちら。
小さくて着けやすいサイズながら、いろいろな素材の盛り込みで存在感がある。
水色のガラスビーズはアンティークで、もう手に入らない。
色と形が不揃いで、それが並ぶと独特の美しさなのだ。
特に薄い水色とそれがかすれていくような部分との重なりが魅力的。
なんでもアンティークやヴィンテージなら良いというわけにはいかない。
でも確実に、だから良い、というものもある。
そういう出会いは逃さないようにしている。
涼しげなブルーのブローチ、これからの季節のおともになると思います。
