こんにちは~、辞書をひきひき織物の洋書を読んでいるchiguです。
ちゃんと読むとやはり面白い。もちろん面倒くさいけど。
少なくともHowTo本だからそう難しい表現は出てこないし、使われる単語も限られるからなんとかなってる。
疑問に思っていたことが思わぬところで解消したりして、うわ、ちゃんと読むもんだな~と。面倒くさい分、得られることもたくさんある。そうなると楽しい。
さて、昨日の朝、いつものように白チワワのちびナナたんと散歩していたら、小さな猫に出会った。
白くてほっそりしたきれいな猫。
子猫と大人のあいだくらい。たぶん月齢で言ったら若い大人、くらいではあるまいか。
よく見たらまわりに同じくらいの子があと2匹ほどいて、きょうだいのように見える。
ほっそり白ちゃんは警戒した様子で距離をとっていたけれど、一方でちびナナたんをじ~っとじ~っとじ~っと、熱い視線で見ている。
そして後ろからついてくる。
「あらま、ご飯欲しいのかな。ついて来ちゃったら困るね」などと言いながら振り向き振り向き歩いていると、
ついてくるほっそり白ちゃんは頭を低く下げ、前脚をぴたっと地面に揃え、お尻はちょっと上げ気味。
気合の入った耳の向きと、きらきらした目。
・・・明らかに我が家のちびナナたんを狙っている。獲物だと思っている。
まあ、うちのちびは本当にちびだからな~。
何しろ1.6キロしかない。
たいていの猫はちびナナたんの数倍大きい。
そりゃ猫たちにとっては大きめのネズミくらいにしか見えないかもね。
ほっそり白ちゃんだって、「これで今日、きょうだい3人食べられるな」くらい思ってたかもね。
本人はもちろんそんなことになっているとも知らず、呑気に歩いてましたけど。
ほっそり白ちゃんは途中であきらめたらしく、「狙い姿勢」をやめてほかの猫たちとふつうに座ってだいぶ遠くなるまでこちらを見ていた。
散歩中に動物に会うのってすごく楽しい。
たいがいはよその犬ってことだけど、今回のように猫たちに会えばその様子を見るのはとても面白くてかわいいし、たまにはごく小さなカエルとかトカゲに会えることもある。
そのささやかな出会いひとつひとつが、妙に愛しくて印象的だったりするのだ。