こんにちは~、アトリエ日記の更新が滞っていたchiguです。
先月はプライベートでいくつかいつもとは違うことが重なって
夜にPCをぱかっと開けて文章を書く気持ちがなかなかわかず・・・。
こういうときは無理しないようにしよう~と決めています。
そんなわけで久しぶりの更新となりましたが
この間にもアトリエ、織物教室、オートクチュール刺繍レッスンと制作にまつわる物事は進んでいました。
とりあえず直近のニュースは、ここのところ取り組んでいた手織りのラグが完成したこと。いぇーい。
ウールのラグ。端っこは綿で、フリンジは三つ編み。
じつは三つ編みって苦手だったのではじめは苦戦しましたが、これだけの本数編んだらさすがに慣れたよ。
上の一枚はオリーブカラーやピンクが可愛いけれど、可愛くなりすぎないよう、グレーなどを微妙な配分で入れています。
こちらはブルーとか濃いグレーを入れて落ち着いた色合いに。
2枚ともふんだんに手紡ぎ糸を入れました。
糸紡ぎを始めた頃の、太くて不揃いで手触りもいまいちな糸たち。
そして、今回追加でわざと不揃いに紡いだ糸たち。
ボリューム感、ポコポコした風合い、不揃いだからこそ出るライン。
はじめの頃の下手くそな糸、どうやって使おうと置いてあったものが
ここでばっちり大活躍でした。
これまで糸を紡ぐときは「細くきれいに・・・」ということにばかり気を使っていたけれど
手紡ぎ糸の良さの可能性はすごく幅が広いんだということを実感、
もっといろんな糸をどんどん紡いで実際に使ってみないとな、と肌で分かった織物でした。
そうだ、それって教室の先生には何度も言われていることだったっけ。
自分で「こういうことか!」って分かるにはやっぱり体感だね。こういうことか!
手織りのラグ、とっても気に入ったよ~と写真を撮ろうとすると、すぐに来るよ。
小さくて白いいたずらっ子が。
これが割と本気でガシガシ掘ったり齧ったりするのでこれは止めねばならん。
ポコポコ糸のでっぱりをさらに引っ張り出そうと頑張っているところ。
頑張り屋さん、別のところで頑張ってくれい。
「お前のもちゃんとあるよ」と、余り糸で織ったサンプルのようなものを敷いてあげると
すぐに破壊しかねない勢いだったので、こちらはテーブルや棚に敷く飾りにすることにしました。
ナナたん、ラグは使わないもんね。