こんにちは~、アーティストchiguです。
手織りストールを制作しております。
本日は「豆腐の水切りグッズ」のお話。
けっこう唐突な話題に思われるかも知れないが、
夏は週に一回はゴーヤチャンプルーが食卓に並ぶ我が家では
この「豆腐の水切り問題」はかなり重要事項だったのだ。
よくある、豆腐にまな板をのせてその上に重りをのせる、の方法は苦手。
だいたい時間が経つと豆腐が変形して偏り、重りがごろ~んとかなってしまう。
手間も時間も場所もとる割にはきれいに水切りできない。
キッチンペーパーでくるんでレンチン、というのもよくやったけど
熱くなった豆腐を取り出すのが苦痛だし、やはりしっかりと水切り出来ていないことが多い。
さらには豆腐の角だけちょっと干からびたようになった感じがもの悲しい(個人の感想です)。
使い捨てを可能な範囲で避けようと思っているので、キッチンペーパーもあまり使いたくない。
さらに言ってしまえば、料理を作る前にこのひと手間があることそのものが、
忙しい夕方にはなんだか煩わしいのだ。
で、この問題をあっさり解消してくれたのが「豆腐の水切りグッズ」だったわけ。
えと、具体的にはマーナというメーカーの「豆腐の水切り器」だそうです。
検索するとすぐ出てくるよ。
私は便利グッズと言うものをなるべく買わないようにしている。
特にキッチンものはいくらでも魅力的なものがある分、本当に必要かよく考えるようにする。
殆どの場合は手元にあるものでなんとかなるし
それ専用のグッズを揃えていたら場所をとるからね。
でもこの豆腐の水切り器は導入して良かったよ!
はい、こちらです↓。
オフホワイトのものって写真に撮りにくくて、なんだかぼんやりになってしまった。
三つのパーツに分かれます。
まずすのこパーツを引っ掛ける。
この「引っ掛ける」が重要で、切った水は下に落ちるから、豆腐の底がびちゃびちゃしない。
キッチンペーパーでちょっと拭く、なんて手間が要らない。
はい、豆腐をのせる。
重りとなる蓋を、段に引っ掛ける。
豆腐のサイズやどの程度水切りしたいかで、段を選べる。
今回は木綿豆腐をチャンプルーのためにしっかり水切り、なので
豆腐が潰れない程度の、一番力がかかる段を使う。
これが柔らかな絹豆腐を冷奴のために少しだけ水切りしたいなんて時には
ふわっと負荷のかかる段を選べば良いのだ。
はい、もう片方の押さえも同じ高さに押し込みましょう。
私は朝、こうして冷蔵庫にいれておいて、夕方取り出して使う。
しっかり水切り出来ているから、豆腐をそのまま取り出して手でちぎって焼きつけられる。
これは楽ちんだ。
ちなみに朝仕込むのを忘れたら、押さえを強めにして時間を短くすることもできる。
やや豆腐が潰れたり、底にすのこの跡がついたりするけれど
チャンプルーにするには問題なしだよね。
読み返してみるとなんだってこんなに情熱的に豆腐の水切り器について語っているのか・・・。
いやいや、ほんと、そのくらい感動したし開発した人に感謝してるからです。
シンプルな構造でありながら、かゆいところに手が届く設計。すごいなあ。
今日もたぶん夕方、キッチンで「ありがたや」などと呟きながら豆腐を焼きつけていると思う。