バッグ作りに挑戦する

こんにちは~、アーティストchiguです。


バッグを自作する、というのは長年のぼんやりとした夢だった。

そもそもオートクチュール刺繍に強く憧れたきっかけのひとつに

あるメーカーの精緻な手刺繍バッグを見た、というのがあった。

自分で刺繍してあんなバッグが出来たらな・・・という

ぽわ~んとした夢が脳みそに染みついた。


一度だけ挑戦しようとして本を参考に型紙だけ作ったけれど、結局やらなかった。


縫製は、私にとってものすご~くハードルの高いことだった。


織物を始めると当然布が出来上がるわけだから

ここでもまた、バッグ作りというテーマに対面する。

特に昨年この布を織ったときに、

これってバッグにしたら涼しげで良さそう・・・と思ってから

ぼんやりとした思いがちょっと具体的になった。


実際にバッグになるまでには一年以上かかった。

分かりやすそうな本を何度も読み、頭のなかでシュミレーションを繰り返して

サイズだけはアレンジしたけれどそれ以外は丁寧な写真付きの本の通りに手順を進めた。

私はミシンを持っていないので実家で借りた。

で、なんとか第一号が出来たのが先月。

やっとできた~!


やってみれば直線ばかりだしファスナーも無いから単純な作業の繰り返しだけれど

私にとっては大きな一歩でござるよ。


ハンドルは小さなお店で本革の素敵なものを譲って頂いた。嬉しい。


ちなみに市販の布と違って手織りの布は目が粗いのでほつれやすく扱いはちょっと難しい。

そういった短所をカバーするために丁寧な下処理が必要なのだ。

でもそれさえしっかりやれば、後が格段に楽になる。

気を良くして二作目に取り組むまでにまたしばらくかかった(すご~~~~く気合が必要になる)。

こちらもかたちは完成。

ハンドルを選んでつける手前まで。

前回の反省点を生かして・・・とやっていると次の反省点が生まれる、とな。

そうやって効率よく出来るようになるのかな。

とにかく今は必死だよ。


今更だけどミシンて便利だな~。

それにまっすぐ縫うための、とか、はじっこにきれいにステッチをかけるための、とか、

色んな便利グッズが充実してる。

おかけでいくつかの工程は想像よりも楽だった。

手芸グッズの進化っていつもすごいよね。

メーカーさんの努力に頭が下がります。


バッグ、もっと作ってみよう。なんか楽しいぞ。

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