キャメルの大判ストールを織る

こんにちは~、アーティストchiguです。

オートクチュール刺繍、手紡ぎ&手織りをしております。


このアトリエ自由帳の更新が久しぶりになってしまった。

その間、新しい織物に取り組んでいた。

そして急に暑くなったり、自分自身が織りに熱心に取り組みすぎたりしたせいか

ちょっと体調が思わしくなかった。

で、目の疲れを避けるためにPCでブログを書くのは休んでいたわけ。


織物はしばらく綿やリネンを扱っていたら獣毛が恋しくなって、手元にあったキャメルでストールを織ることに。


キャメル。

フタコブラクダの毛だそうです。

と聞くとゴワゴワした感触を想像するけれど、実際はとても柔らかい。

羊のように毛をとるために家畜化しているわけではないから希少なのだそうな。

そうだよね、ラクダと言えば人や荷物を運ぶイメージだもんね。


やっぱり動物の毛の手触りは安心するしなんだかテンションが上がる。

そもそも動物好きだからな~、織るのも動物の毛が好きなのかな~。

織り始めたところ。

縮絨して縮むのを見越して、ガーゼのようにスカスカに織っているから、向こう側が透けて見える。

1センチに何本織りこんでいるかを確認しながら進む。


今回は久しぶりに織機の綜絖8枚をフルに使う柄。

8枚使うのは手間がかかるけれど作業としては楽しい。

ペダルは9本使う。これも楽しい。

キャメルは染めにくい素材だそうで、この糸は天然の色。

濃い色と薄い色の2色を使って柄を出している。

ストール1枚分しか経糸をかけなかったので割とすぐに織り終えてしまった。


少し残った経糸で遊ぶ。

ピンクの太めのウールを入れてみた。

すき間をあけずにしっかり打ち込むとこんな見え方になる。

これも試しに縮絨してみようっと。

小さなテーブルマットになるかな。


これから房を撚るから、完成まではまだ長い。

少し前に織ったリネンや綿のクロスやテーブルセンターも仕立てなくてはならない。

休憩を入れながら慌てずやろうっと。


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